
「小指とコンビ組みました。」
(舞台に登場)
ひー: どうも〜、スタッフのひーです!
今日はね、特別に相方を連れてきました!
小指: どうも〜、小指です!今日も地味に存在してま〜す!
ひー: …なんでそんな堂々としてんの?
小指: 先日ぶつけられてから、目ぇ覚めてもうてん。
ひー: いやほんまね、あの日、事務所で探し物してて、
しゃがんだ瞬間――
小指: ドゴォーーン!!!
ひー: 小指、まさかの単独事故。
あれ、何にぶつけたかも覚えてないねん。
小指: 現場は棚やったな。あんた、ノールックで突っ込んできたやろ。
ひー: いや、集中してたんや!探し物に!
ひー: でもさ、最初は「ちょっと痛いな〜」くらいやったのに、
時間が経つにつれて、お前だけどんどん腫れてくるやん。
小指: そらそうや、わしの存在にもっと気付けっていうメッセージや。
ひー: 伝え方が暴力的すぎんねん。
ひー: しかもタイミング最悪で、お盆休み真っ只中。
病院どこも開いてへん。
小指: わし、折れてんちゃうかって震えてたわ。
ほんでどうしたん?
ひー: 見て見ぬふりして、放置。
小指: オイ。
ひー: 湿布もせず、固定もせず、
完全自然治癒を信じて生きた数日間。
小指: ワイルドにも程がある。江戸時代か。
ひー: でもな、小指よ、今こうして元気やん。
小指: まあな。でも“地味に痛い”はまだ継続中やで。
ひー: 黙っといてくれる?
(2人そろって)
ひー&小指: ありがとうございました〜!